今は亡き、からじいの思い出(養父と一緒に折伏した人)

私たちが、折伏した人の中で、一番印象に残っている人は、私たちが、からじいと呼んでいた、70代の壮年です。
彼は、養父の友人が経営しているスナックの、常連さんでした。
品がよく、会社の社長さんという感じでした。
顔見知りになり、挨拶を交わすようになると、「ともちゃん(養父の呼び名)とちよちゃんは、どういう関係なのですか?」、と聞かれ、学会の友人であると言うことを話しました。
この年は選挙もあり、私の家で飲み会の予定があったので誘うと、喜んで来てくれました。
学会関係の色紙や、ご祈念版に一つ一つ興味を示し、丁寧に説明をすると、「どうすれば、学会に入れるのですか?」と、言うことになり、日を改めてきちんと話し、入会することになりました。
しかし、それからが大変でした。
家庭訪問に行くと、6畳一間のアパートで、部屋の中は荒れ放題。
とても、ご本尊様を、ご安置できるような状態ではありませんでした。
地区の方に手伝っていただき、大掃除となりました。
からじいは、有名私立大学を卒業後、大手銀行に勤め、独立後、事業に失敗。
奥さんとは離婚。アメリカ留学していた息子さんとも音信普通。
バブルの時には、不動産で億単位のお金を動かしていた人が、年金を使い果たし1文無し。
入会時の、ご供養のお金だけ、何とか、工面したと言う有様。
養父も、退職後の、失業の身で余裕のない中、共に信心で立ち上がろうと、激励しました。
地区の人たちも、お米やら、炊飯器やらと、何かにつけて応援してくれました。
70歳を過ぎても、ご飯の炊き方一つ解らないからじいに、お米の研ぎ方、炊飯器の使い方、一つ一つ教えていきました。
選挙では、からじいの、つけが残っている店に、1軒1軒まわり、少しづつ返済することを約束し、支援のお願いに歩きました。
元国会議員の方にもお願いし、からじいの行きつけだった料亭に、昼間支援のお願いに回りました。
神奈川のからじいの友人宅では、すっかりごちそうになり、楽しい交流になったことも、今ではいい思い出です。
からじいの、つけも1年で、すべて返済することができました。
「友にどれだけ希望を与えたか。喜びを 勇気を 幸せを贈ったか これが我らの勲章」と聖教新聞にあるように、心の勲章は、計り知れません。

※過去の体験の原稿を紐解いて、又新たに、当時の事を思い出しました。
現在、私たちが、ここまでがんばっているかと言えば、疑問が残ります。
 ただの思い出にせず、まだまだ私たちを求めている人はいる。
この仏法を、実践したいと思っている人がいる。と
又、親子で決意を新たにしています。
 からじいは、その後、組織編制で地元に帰り、ヘルパーさんを通して、特別養護老人ホームに入った事は聞きましたが、個人情報保護法との事で、面会には1度も行けませんでした。
 灯台11月号p86に、内容は違いますが、「差別をなくすために、時代に合った法整備を」とあり、何のための法律か 何のためのモラルかという事を
改めて感じた次第です
風の便りで、お亡くなりになったと聞き、毎日回向させていただいております。
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by tomotiyoo | 2013-11-07 14:13 | Comments(4)

Commented by 王者の剣 at 2013-11-07 17:46 x
こんにちは。養父になられた方との交流、またからじいさんとの関係など、おもしろく読みました。ちよさんの人柄がにじんできますね。何にでも一生懸命で直球勝負なのでどうかお体を大事にしてください。折伏に夢中の時ほど体から歓喜と生命力が出る時はありません。「一番苦しんだ人が一番幸せになる」それが学会員の本当の願兼於業です。波乱に富んだ苦しいところを歩くから、妙法の偉大さを鮮やかに証明できる・・・そんなちよさんもきっと妙法のジャンヌダルクですね。
Commented by ちよ at 2013-11-07 19:02 x
王者の剣さん こんばんわ
読んで頂き、ありがとうございます
カッコいい ハンドルネームですね
今度、私にも剣を貸してください(笑)
妙法のジャンヌダルクだなんて、これ以上の褒め言葉 光栄です
豚もおだてりゃ木に上る状態です
魔は天界に住む、気をつけなくてはいけませんね
養父の体験、まだ続きますので、これからも宜しくお願いいたします
Commented by うるとらまん at 2013-11-07 19:43 x
少しづつ返済することを約束し、支援のお願いに歩きました。とは度胸ありますね。私ならとてもお願いできません。それにしてもからじいさんも偉い。
個人情報保護法には私も疑問があります。盲ろう友の会という会があります。メンバーは10人ぐらいです。でも実際に沖縄に盲ろうの方は200名ぐらいいるそうです。友の会は会の存在をしってもらおうと新聞テレビなどで告知しています。でも、盲ろうの方には届かないですね。一度県会議員と一緒に県庁いきました。県の障害課では盲ろうのかたの名簿があります。しかし、個人情報保護法で教えられないとのことでした。
職員は名簿などの資料作成を仕事にしています。でも、それは何のためにやるんでしょうか?疑問に思いました。目が見えなくなり耳が聞こえなくなった時の絶望感は想像を絶するものがあります。友の会のメンバーは自殺を考えた人ばかりです。友の会の存在をしり、同じ障害ある友人と出会い、悩み苦しみを共有し希望を抱いて生きています。個人情報保護法てなんだろうと思います。
Commented by ちよ at 2013-11-08 00:17 x
うるとらまんさん こんばんわ
うるとらまんさんの活動には、いつも感心させられます
ご苦労も多いことでしょう
人間のための、法律が、人間らしさを、疎外していることも事実だと思います
悩んでいる人に希望を与える行動は、折伏に匹敵する大きな活動だと思います
広宣流布に生きるうるとらまんさん
私の励みにもなっています
負けないで、諦めないで、これからもご活躍できるよう お祈り申し上げます
いつも有難うございます