義父

私には、父が3人いる。
実父 義父 養父 
今考えると、なんて、恵まれているのかと思う。
義父には、家を建てるとき、保証人になってもらおうと思っていた。
しかし、断られた。
自分たちだけでできない事は、しないほうがいい。
時期尚早と言う事だ。
そして、家が建ち、新築祝いに来てくれた。
あの時反対されなかったら、もう少し狭いところに、住まなくてはならなかった。
義父も、お酒が好きだ。
よくカラオケにも一緒に行った。
その日も、家から、もう1件行こうという話になり、私だけ、後片付けをして、後から行くことにした。
仏壇に上げた、お祝いを覗いて見た。
私は、商品券か何かかと思っていた。
現金である。帯がついていた。
100万だ。
思わず、涙があふれた。
義父も、新築の家を、喜んでくれたのだと思った。
ある日、食事に行くと、映画を見た帰りだという。
どんな映画だったの?と聞くと、あんたの事だよと 一言。
映画の題名は あ げ ま ん
見ていないのでなんともいえないのだが、私は、一生のうちでこれほどの、褒め言葉をもらったことがないと思っている。
義父は、C型肝炎から、肝硬変、肝臓がんになった。
もともと糖尿ももっていた。
かたや、栄養を取らねばならない病、かたや、栄養を取ってはいけない病。
義母の、心労は、計り知れなかった。
よくなったら、また、温泉でも行こうと、誘ったが、俺を殺す気かと怒鳴られた。
それでも、私とは、気があっていたような気がする。
最期には、ご臨終といわれたあと、また体が動いた。
何と言うことなのだろう。
葬儀の際、皆で遺影の写真を選んだ。
カラオケで、私の隣でにこやかにしている写真。
一番、いい顔をしていると思った。しかし誰もそれを選ぶことはなかった。
葬儀の日、義父の姉妹は、うちに泊まることになった。
夜遅くまで、思い出話に花が咲いた。
たまには、おいしい日本酒 一緒に飲みたいね。
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Commented by プリッツ at 2014-02-10 10:25 x
保証人の話ですが、後から、それが良かったと思えることが、ありますよね。
糖尿病を持っている人の癌は、辛いものです。私の母がそうでしたから。
信心していても、何故ここまで苦しめるのか?と当時は思いました。
ちよさんを信頼され、お義父さまは、大きな方だったんですね。
Commented by ちよ at 2014-02-10 13:44 x
プリッツさん こんにちわ 
そうですね 日本人の死因の1位が がんですからね
http://matome.naver.jp/odai/2136728392326857001
一生に1度は、周りの人のガンに遭遇する事でしょう
そして、ガンと言っても人それぞれですよね
実父の場合は、末期でもそれほど苦しんだ感じはなく、義父の場合は、大変だった
これは、ただ、症状だけのものではなく、心にも、あるのかと思います
色心不二ですからね
80過ぎと70近く
年齢の差もあるかもしれませんね
家族のうけとめ方も違いますし・・・

義母は、個人年金の事を悔やんでいました
何年か前に、受け取り年齢を延ばした事を
こんな事なら、もっと楽しんでおけばよかったみたいな・・・
モルヒネで意識の無い義父の耳元で、お題目を上げました
最期まで、念仏にこだわったいたけれど、そのときの顔は、穏やかだったですよ

Commented by ちよ at 2014-02-10 13:44 x
実父の場合 最後に、親孝行ができ(周りには、孝行娘と移っていたようです) 親孝行をさせてもらえてって事でしょうね
遊びまわったいた頃は、よく母に、親の死に目に会えないって言われてましたから
でも最期、母はいなかったんです
家に帰っていた
きっと、立ち会いたく無いという心理が働いたのかな?
なんて思います
夫婦って、分からないものですよね
どう見たって、仲のいい夫婦には見えなかったけれど、一番心を痛めていたのが、母でしたから

2人の死には、私は、なんの、後悔もありません
できる事は全てして差し上げられましたので・・・
Commented by プリッツ at 2014-02-10 14:27 x
ちよさん、母は、抗がん剤の副作用が、大変だったんです。その姿を見て、涙ボロボロの私でした。
でも、亡くなるときは、痛みがなく、静かに逝きました。信心していたら、臨終の時は、穏やかですね。
戸田先生が、亡くなった方とは、題目でつながっていると読んで、時々、両親には語り掛けています。その日の出来事など。

お母様が一番悲しんでおられたんですね。
ちよさんの後悔がないように…ほんとそうですね。
Commented by ちよ at 2014-02-10 15:34 x
プリッツさん こんにちわ
プリッツさんが、幸せになっていることが、お母さんへの、回向ですもんね
色々あったのでしょうけど、乗り越えられたようで、うれしいです
これからも、ここの人たちに、母のような愛情 よろしくお願いします
Commented by いまいち at 2014-02-10 16:59 x
わたしは、愛情が湧いてこないと婦人部長にお話ししたら、「関わって行きなさい♪」と、教えていただきました。
両親に甘えたことはなかったけど、甘えさせてあげれるようになりたいです。
関わって行けば、必ず愛情が生まれる、と記事を読んで確信しました。
そのさなかは、いろいろ有るだろうけど、それゆえに、思い出も深くなりますよね。
Commented by ちよ at 2014-02-10 20:24 x
いまちゃん こんばんわ
いまちゃんの変わりようは、会っていない私でも分かるのだから、親は、必ず分かっていますよ
甘えることも、親孝行
母には、たまにおごってとか、言っちゃいます
それもまた、嬉しいようですよ
by tomotiyoo | 2014-02-10 00:30 | Comments(7)

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