2014年 01月 14日 ( 1 )

映画 「くちづけ」

神様、 
もう少しだけ
一緒にいさせて━

実際にあった事件の三面記事を読み、宅間孝行が原作と脚本を手掛け、知的障害のある娘と父との父娘愛を描いたヒューマン・ドラマ。
知的障害者たちのグループホームを舞台に繰り広げられる温かな交流、ヒロインの恋、父の深い愛などがユーモアを交えながらつづられる
知的障がいを持つ娘のマコ(貫地谷しほり)を、男手ひとつで育てる愛情いっぽん(竹中直人)は、、すでに30年がたっている。
出産直後になくなった妻に代わり、かつては人気漫画家だったが休業し、娘マコを男手ひとつで育てていた。
三十歳になるマコの心はずっと七歳のまま。
知的障がい者のためのグループホーム「ひまわり荘」で住み込みで働き始めたいっぽんと、そこで出会ったうーやん(宅間孝行)に心を開くようになったマコ。
ひまわり荘の経営者(麻生祐未)の娘(橋本愛)の友達がこのグループホームを訪れて、知的障がい者をキモイと言うシーンに心が痛む。
うーやんという障がい者の兄を持つことで妹(田畑智子:うーやんの保護者)の結婚が破談になったり、保護者が障がい者年金を使い込むケースなど、その取り巻く環境や問題もさりげなく織り込んでいる。
そして、いっぽんにガンが見つかり、余命3ヶ月と宣告される。
うーやんは、妹と一緒に住むため、グループホームを離れ、1人減り2人減り
グリープホームは、閉鎖に追いこまれる。
いっぽんは、病気のことを誰にも言えず、自分が死んだあと、娘は、どうなってしまうかと一人悩む。
他の施設に預けるが、マコは施設の脱走を繰り返す。
知的障がい者に対しての、偏見。
自立ができないため、犯罪にまきこまれたり、冤罪事件やホームレスになる人が多いとの心無い悪口。
そして最後は・・・
いっぽんの残したマンガの中で、うーやんとマコが結婚してるのが救い

私の中では、オリビア・ハッセーの、ロミオとジュリエット、
昭和49年の砂の器に並ぶ、名作である。
思いっ切り、笑えて、思いっ切り泣ける、とてもせつない映画だった。
そして、全ての障がいというものを、考えさせられた。
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by tomotiyoo | 2014-01-14 00:00 | Comments(86)

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