2015年 07月 30日 ( 1 )

やっぱり泣けた~

「芸奴の商売は、悲しくてうす汚い、それは百も承知だ。
世津にも十分言い聞かせてある。覚悟はできているだろう。
けれども、その日が、こんなに早くこようとは、思ってもみなかった。
しかも、旦那になる男が、世津の恩人、
佐藤松太郎を誹謗した?だと知ったら、世津は、その夜、
枕を並べる前に舌を噛み切って死ぬだろう。
世津は、そういう女だ。
度胸と根性も抜群なら、恥を知る心も、深く強い。

あの目を見たか?
あれは新鮮な驚きの眼ではなく、お前を見て蔑み、お前を見て嘲(わら)おうとする、
野卑で、高慢無礼な眼つきではないか。
奴らの好奇心は、ただ、うじ虫のようにお前の身体を這い回るだけだ。
私は許さない。
お前の威厳を傷つける奴らがいたら、私は、そいつを刺し殺すだろう。
世津の心はたかぶっていた。」

(厚田村下巻より 抜粋)

先日 同じ本を読んでも ちっとも泣けないのよね と ある方にお話していた
だが 下巻に入って やっぱり 泣けた~!
人として 守るべきものが 書かれているような気がする

多分 抜粋部分だけ読んでも なんのこっちゃ~ でしょうが
興味のある人は 是非読んでください

私もこのあとを じっくり読んでいきたいと思ってます



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by tomotiyoo | 2015-07-30 00:00 | Comments(6)

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