ちーちゃんが 最近感謝でいっぱいなんです と言うので
「感謝」から「幸福」が
「 ありがとうは〈奇跡の言葉〉である。口に出せば、元気が出る。
私自身、毎日、朝から晩まで「ありがとう」「ありがとう」と言い続けている。
外国に行った時も、「ありがとう」の言葉だけは現地の言葉で伝えることにしている。
「ありがとう」を言うとき、聞くとき、人は心のよろいを脱ぎ捨てる。
「ありがとう」が非暴力の真髄なのである。
「ありがとう」の中には、相手への敬意がある。謙虚さがある。
サンティアゴ博士が師匠に捧げる感謝の熱さに、私は感銘した。
自分が、どんなにたくさんの人やものに支えられて生きているか――
〈幸せだから感謝する〉以上に〈感謝するから幸せになる〉のである。
「祈り」も感謝しながらの祈りこそが、最も大宇宙のリズムと合致し、人生を好転させていく。
「ありがとう」と言えない時、人の成長は止まっている、成長している時、人は他人のすごさが見えるからだ。
家庭でも「こうあってほしい」「こうあるべきだ」と、自分の思い通りの妻や子供に変えようとしないで、まず「ありがとう」と言ってはどうだろう。
ある婦人は晩年、病んで、家族の名前さえ思い出せなくなった。
「ありがとう、お母さん。その一言で十分です」
そして自分の子供をいつも叱ってばかりいたことを反省した。
それなのに、いつか自分の中の「理想の子ども」に、この子を合わせようとしていた。
そんなお母さんだったのに、子どもは一生懸命、こたえようとしてくれた。
――彼女は新しい目で子どもを見た。
朝、ぎりぎりだけど起こせば起きる。
何もなくても「いつも、ありがとう」。
病を宣告されてはじめて、今まで健康を「当たり前」と思い、少しも感謝していなかったと気づいた人もいる。
だからたまには、しっかりと目を見て「お父さん、いつもありがとう」と言ってみてはどうだろう。
by tomotiyoo | 2017-10-02 16:07 | Comments(2)